「雨の日も晴れ男」感想

私はこの本を読んでとても感銘を受けました。

まず、水野敬也さんの作品はどれもはずれがなく、面白く本が苦手な人でもとっつきやすい内容になっています。今回読ませて頂いた雨の日も晴れ男という本のあらすじは、とある普通の男に何度も不幸が起きるのですが、男はどんなに辛い時でも前向き考えて生きるという内容になっています。神様は事象を起こす、その事象をプラスかマイナスに捉えるかはその人次第であるという事です。どんな事が起きてもプラスに捉えれば前向きにれる事を知れました。主人公のアレックスはどんなに辛い事が起きようとも周りの人を楽しませようとしていました。詐欺にあっても、会社を首になっても、離婚を言い出されても、家が燃えても、全てを失ってもいつも周りの人を笑顔にしようとしていました。こんなに器の大きい人はいないんじゃないかと思うくらい感銘を受けました。本当に人間力がある人は他人を思いやれる人なんだと実感しました。

 

そして最後のページの「神は人を幸福にすることも、不幸にする事も出来ない。ただ出来事を起こすだけ」という一文には何か感じるものがありました。

人というのは自分次第で良くも悪くも出来るし、考え方を変えるだけでより良い人生を歩めるのだと思いました。

前向きに生きる事の重要性や、生きる勇気を貰えました。

水野敬也さんの作品はやっぱり最高です。一生応援します。